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長い間ありがとうございました [犬]
3月25日で葵は13歳になりました。
皮膚病も完治し、元気に13歳を迎えられたのですが・・・
4月5日に異変。
ごはん食べている途中で、突然座り込み、虚ろな表情。葵がごはん残したのは初めてのできごと!!今まで一度もなかった。
その後倒れこむように自分のおふとんの上に横になると同時におしっこを漏らしました。そして手足の先が異常に冷たい、
かなり心配したけど、次の日は何事もなかったように元気になり食欲もありました。
心配だったので一応動物病院で検査。
そして大変な病気が見つかってしまいました。
脾臓に腫瘍があり、そこから出血しておなかに血液がたまっているとのこと。手足が冷たくなったのは貧血をおこしたからということでした。
シェパードはこの腫瘍になりやすく、その70%が悪性ということです。高齢であり、手術はリスク高いのでお勧めしません、と言われました。つまり、もうどうしようもないってことです。
その後、調子のよい日と悪い日が繰り返され、かるく散歩できたのですが、だんだんと散歩する距離が短くなり、ついに家の近くで排泄してすぐに家に帰る、というような状況でした。
そして寝たきりに・・・食事も水を飲むのも排泄も寝たままでするようになりました。
私は家の近くのスーパーに買い物に行く以外はずっと葵の傍についているようにしました。夜は添い寝してました。
床ずれ防止マットとか、ふかふかのベッドとか、少しでも快適に過ごせるように準備しましたが、わずか数日使用しただけで・・・永眠してしまいました。
「もう、行くね」って言うかのように私の顔を見つめ、そのまま目の焦点がぼやけて、ついに旅立ってしまいました。
13歳と2か月でした。
蘭と葵はそれぞれ火葬後家に帰ってきています。
将来、私と一緒のお墓に入れてもらおうと思っています。大切な家族ですから。
現在うちの庭には葵と同じ名前のバラ「あおい」がたくさん咲いています。1本の茎でブーケができるくらい花がいくつも付いてます。
私がかってに「蘭ちゃんのバラ」と呼んでいる実生で育てたバラも大きくなりました。
皮膚病との闘い [犬]
しばらくお休みしていましたが、葵は元気です。
でも、皮膚疾患が半年以上も経つのになかなか治りません。獣医さんからは抗生物質とステロイド系の抗炎症剤を処方されていましたが、そのような薬を長期間飲ませていることに不安がありました。それら薬で、少し改善はみられたものの、完治にはいたらず、このような治療法を続けることに疑問を感じていました。さらに獣医さんからは薬用シャンプーを処方されていましたが、これを使用したらものすごい量のフケが出て、これはちょっとまずいと思い使用をやめました。
ということで、もう獣医さんや薬にたよるのはやめて自分で治そうと決心しました。
毎日一回イソジンで患部を洗う、週に一回シャンプー、外出するとき以外は袖付きの服を着せておく(とくに脇の下が痒みがひどくて自分でかきむしってしまうため)
特にひどい部分はヒビクス軟膏を使用する。
シャンプーは人間の薬用シャンプーを薄めて使用しています(持田製薬のコラージュフルフルネクスト)
このような方法で脇の下とお腹はだいぶ良くなって、痒みが改善されています。
でも、今度は後ろ足が痒くなってしまって、自分でガジガジ噛んだりなめたりするので、症状が悪化してしまいました。
足首から上ならば薬を塗って、なめたりガジガジしないように包帯を巻いて保護できるけど、足の甲の皮膚がひどい状態になっているので、そういう処置はできません。
大型犬のエリザベスは大きいので狭くて障害物が多い我が家で使用するのはちょっと無理。
それで、足の甲を保護するために犬用のくつしたを買ってみましたが、一番大きいサイズでも少し小さすぎてきつくてかわいそう。それで以前ブログでお見せした私が編んだくつした(私とお揃いのくつした)を使用することにしました。
買ったけど使えなかった市販のくつしたの滑り止め部分を切って手編みのくつしたの裏に貼り付けようと思います。
こんな方法でしばらく様子を見ます。
来月、葵は13歳になります。高齢のため免疫力が落ちているので、なかなか治らないのでしょう。でも完治めざしてがんばります。
タグ:シェパード
菊畑 [花]
うちの近所の農家の方が、毎年菊を畑にたくさん植えていて、今年もその菊が満開になりました。
ざる菊といって、株が自然にきれいなドーム状の形に育ちます。
散歩の途中でいつもこの辺りで足を止めます。もちろん葵は菊に対してまったく興味もってないと思うけど。
私はどちらかというと園芸品種の菊よりも、野草の菊の方が好みです。
これ、道端で咲いていたノコンギクですが、きれいだけど雑草ということで容赦なく刈られてしまいます。
ノコンギク(花器は私が以前陶芸教室に通っていたとき作ったもの)。
あおい [花]
今年の春、「あおい」という品種名のバラ新苗を購入しました。もちろん、うちの葵と同じ名前だという理由で選びました。
新苗だったので、弱弱しい姿でした。夏の間、つぼみが出るたびに、すべて摘み取って花は咲かせないようにして株を成長させました。
今年の夏は猛暑でしたが、あおいは耐暑性が強いらしく、ほとんど生理障害もなく、丈夫に育ちました。
9月に入ってからは、つぼみを摘み取るのを止めたので、先週あたりからついにたくさんのの花を見ることができました。
赤紫色で、あまり見たことない色です。美しい
花もちが良くて、切り花に適しています。
開き初めの花
開ききった花はアンティーク調です。
春と秋で花色が少し違うらしい。春はモーヴピンクだとか。予想以上に素敵な花で満足です。大切に育てます。
ヒガンバナ [花]
葵は元気です。
いつもの散歩コースにはヒガンバナがたくさん咲いています。毎年、きちんと彼岸ごろに土の中からニョッキリ出てきて花を咲かせるって、ちょっと感動。土の中でどうやって季節を感じているのか不思議。とくに今年は猛暑だったのに、遅れることなく、しっかり秋を感じて出てきたのね。
葵は花よりも食欲。
近くにはえている草(イラクサ科の植物、種名は?)が大好きでむしゃむしゃ草食動物のように食べます。
ドッグドッグ [犬]
人間ドッグの犬バージョン
最近、葵が元気ないので、ほんとうに心配になり、ドッグドッグを受けさせました。私自身は人間ドッグやってないですが・・・
結果はほとんど異常なしで健康でした
安心
強いて悪いところと言えば、少し背骨に変形しているところがありましたが、加齢が原因でしかたないそうです。股関節は今のところ大丈夫だけど、少し心配なので、グルコサミンなどのサプリメントを利用してはどうか、と言われました。サプリメントは今まで考えたことありませんでした。
先日、久しぶりに蘭と葵が生まれた訓練所に行ってきました。そこはかつて葵の母と葵と蘭の3頭で仲良く追いかけっこしたり、プロレスごっこしたり、楽しい時を過ごした場所です。
きっと葵は喜んでくれると思って連れて行きました。
以前は訓練所へ行くときはいつもテンション上がりっぱなしで、そこへ向かう車の中でも大騒ぎしてはしゃいだものでした。
でも、今回葵はずっとテンション低いままでした
顔見知りの訓練士さんにハグされても嬉しそうでもなかったし、グラウンドに出しても走ったり歩いたりせず、寝ころんでました(暑さのせいもあった)。
スタッフさんには、「毛艶いいね」「年齢のわりにはしっかりしている」などとほめられましたが。
葵は、ときめくものがなくなってしまった?
人間だけではなく、知能の高い動物にとって、ときめくものがないって、それは悲しすぎる・・・
蘭の場合は高齢になっても楽しいことがたくさんありました。
近所の人と仲良くなってかわいがってもらったし、猫の友達もいたし、散歩で会う小さな犬とも仲良くできたし。蘭には笑い顔がありました。
葵は蘭とは違って、家族以外の人間には心を開かないし、散歩で犬と会うと背中の毛が立つし、猫を見れば敵対視するし・・・
若いころは容姿端麗でドッグショーにも出ていたし、知能も高くて、人間でいえば才色兼備っていうのでしょうね。外見だけでなく内面的にも典型的シェパードで、警戒心が強くてご主人様だけに忠実。ご主人様以外の人に媚びを売らない。
葵は私の傍にいることが幸せなのかな?と思って、(すぐに飽きてしまうけど)ボールで遊んであげたり、紙飛行機作って飛ばしてみせたり、マッサージしたり、いろいろくふうして少しでも楽しんでくれるよう心掛けています。
「蘭ちゃんコーナー」
庭で咲いていたバラ「レディエマハミルトン」を一輪飾りました。
エマハミルトンというのはイギリスの軍人ネルソン提督の愛人で、すごい美人だったようです。このバラは香りがすばらしいので大好きです。蘭も好きだったと思います。
老け込んだ? [日記]
蘭がいないことに少しずつ慣れてきたような気がするこの頃です。
葵は蘭がいなくなってから、急に老け込んだような・・・。今まで、蘭がいたので、若々しく見えていたのかもしれません。よく考えてみるとシェパードの12歳って、かなり高齢なんですよね。平均寿命は越えていると思う。
最近は、散歩はごく近場で済ませて、以前のように1時間近く歩くということはなくなりました。私がもっと歩こうよ、って言っても「帰りたい」って言います。
葵が急におばあちゃんになってしまったような気がしてショックです。長年連れ添った相棒を亡くすことは心身に大きく影響するのでしょう。
葵の散歩コースは畑が多くて、畑仕事をしている方たちとは顔見知りになり、よく野菜などいただきます。
先日は大きな白菜をいただきました。この季節、野菜畑はモンシロチョウがたくさん飛んでいて、キャベツなどが幼虫の餌になっていることが多いですが、この白菜は虫よけネットで保護されて大事に育てられていました。
葵は白菜の白いところが大好きです。
大好きな白菜をいただいたというのに、浮かない顔をしている葵。元気ないね
散歩コースにダリアがたくさん咲いているところがあります。農家の方が趣味で育てています。
「蘭ちゃんコーナー」には庭で咲いている季節の花や散歩の途中でゲットした草花など飾ってあげることにしています。
この左側の薄紫のバラは「ブルームーン」という品種で、20年くらい前にこの家に引っ越してきて間もなく庭に植えたものです。いつの間にか我が家のシンボルツリーのようになりました。
バラの剪定のことはまったく知らなかったので、放置していましたら2m近くの大きな樹木に成長し、茎も太くて丈夫で強風にも耐え、台風で他の植物が被害にあっているような時も、このバラはまったく平気でした。
ほとんど無農薬で、病害虫にも耐え、さらに、美しい花を毎年咲かせます。四季咲きなので何回も咲きます。なんて凄い生命力なんだろう・・・
実生のバラ [花]
前前回の記事で実生のバラ(バレリーナ)を育てていることを書きましたが、その後もいくつか咲きました。まだ花芽がついていない株もありますが、来年以降の開花となるのでしょう。
親株と似ていたり、似ていなかったり、おもしろいです。
親は一重なのに完全な八重咲の子供もいます。
この小さなバラで苔玉作って楽しんでいます。
もともとバレリーナという品種はとても丈夫で、花が比較的長く咲いているというメリットがあります。さらに花が咲いた後は実も楽しめるのですが、今年は株が弱ることが心配なので、花が終わったら花を切り落としています。
ひょろっとした木はドングリから育てたクヌギです。
つまらなそうな葵 [犬]
蘭が亡くなってから、葵はすっかり元気をなくしています。いつもつまらなそうな顔。
姉であり相棒でもあり、いつも一緒にいた蘭がいないのですから淋しいよね。
葵もすでにシェパードの平均寿命越えていると思うので、私は毎日葵に「長生きしてね」って話しかけています。
(若い頃の蘭によく似てるね)
蘭が亡くなったとき、葵は蘭の顔に自分の顔をくっつけて寄り添っていました。私以上に葵は悲しいのかもしれない。
庭には蘭が好きだったホタルブクロがたくさん咲いています。花が好きだったのではなくて、葉っぱを食べるのが好きだったのですが。特に春先の若葉がおいしいらしいです。よく葵といっしょにホタルブクロの葉をむしゃむしゃ食べていました。
蘭はご近所のアイドルだったので、亡くなってから、私が葵だけ連れて散歩しているのを見て、「蘭ちゃんどうしたの?」って訊かれます。蘭が亡くなったことを話すと、「蘭ちゃん、かわいかったよね」とか「いい子だったよね」って、皆さん言ってくださいます。
突然亡くなったのは、私に介護の苦労をさせないための蘭ちゃんの最後の孝行だったのでしょう、と言ってくださった方もいます。
ほんとうにやさしくて甘えん坊でかわいい子でした・・・
今日のワンごはん
野菜入りハンバーグ
今日は人間の献立がハンバーグだったので、ひき肉を半分葵用に分けておき、玉ねぎの代わりにキャベツ・人参・パセリのみじん切りを入れてハンバーグ作りました。ブロッコリーも大好きです。
世界にひとつだけの花 [花]
世界でたった一つだけの花、
実生のバラです。
蘭が亡くなって間もなく開花しました。
名前を「らん」と名付けました。
バラの花に「らん」という名は変かな?とも思ったけれど、かわいい花なので、蘭に捧げました。
まだとても小さいですが、大切に育てます。
このバラは以下のようにして生まれました。
うちにはバレリーナというバラがあります。背丈が1mくらい。
ポピュラーなバラです。強健種として知られています。
小さな一重の花をたくさんつけ、花の後には実がなり、秋にはナンテンみたいに赤くなります。たくさんの実が冬のあいだに少しずつなくなるので、たぶん野鳥が食べに来ているのだと思います。冬は食料が不足するでしょうから。
バレリーナ
晩秋、完熟した実を潰すと中に小さな白い種が数個入っています。この種を昨年の11月に播いてみました。種から育てると親株とは違った形質のバラができるので、ちょっと実験的にやってみようと思いついたのです。
発芽率は予想以上でした。3月になって一斉に小さな双葉が出てきたときには感動しました。本葉が出てきてから20株を1株ずつ植え替えました。
発芽から1か月くらいたった状態。家にあった小さめの鉢を集めて使用したので、それぞれバラバラに違った植木鉢に植え付けてありますが、生育には影響ないようでした。
20株のうち5株はご近所にもらわれて行きました。残りはNo.1から順に番号をつけて観察することにしました。
No.1とNo.2 は発芽からたった2か月くらいで花が咲きました。ほかの苗はまだ咲いていません。
No.1は高さ10㎝くらいで、親のバレリーナと同じ花が咲きました。小さいながら樹形も親株と似ています。
No.2 はひょろっとして、つるバラになりそうな感じ。葉が少し大きめ。花も少し大きくて薄いピンクでした。さらに、一重ではなくて、5枚の花弁の内側に小さい数枚の花弁があります。
これは親株のバレリーナとはだいぶ違うので、新しい名前をつけてあげることにしました。
バラにはよく女性の名がつけられていますよね。たとえばプリンセスミチコ、プリンセスマサコ、トットちゃん(黒柳徹子さんに捧げられたバラ)、など多数。葵という名のバラもあります。蘭に捧げる名前をつけようと、いろいろ考え、悩みましたが、結局、気取らず単純に「らん」にしました。
その他の苗はまだ花は咲いていないけど、樹形が異なったり、葉の付き方が異なったり、トゲがあったりなかったりと、種から育てると多様な子供ができて面白いってことがわかりました。
左がNo.1、右がNo.2(らん)、かなり違います。
さらに開花が進んだところ
No.1もかわいいナ。No.2(らん)はピンク色が薄くなって白に近いです。花の大きさが随分と違います。
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