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ひょうたん [花]

少し前にホームセンターで千成ひょうたんの苗を見つけ、なんとなくなつかしさを感じて買いました。プランターに植えて支柱も立てました(なぜプランターに植えたのか後でわかります)。

今、次々と花が咲いています。私はひょうたんの花は初めて見ました。

雄花(裏側)

            雌花

 

 

ひょうたんの花は夕方開き始めて、翌朝6時くらいにはしぼんでしまいます。でも2~3日すると枯れた雌花の下がふくれて小さなひょうたんになります。

 

雌花が枯れた後

         小さなひょうたん

  

 

 

ひょうたんの思い出

娘が小学校一年生くらいの頃、ある日「ひょうたんを育てたい」と言い出した。学校の授業でひょうたんの話が出てきたらしい。

ひょうたんは食べられない。私は「育てるなら、きゅうりとかナスにしようよ。」と提案したが、娘はどうしてもひょうたんでなければいやだと言う。

「ひょうたんがほしいよー」

娘の熱意に負けて、しかたなしに休みの日、娘を連れて園芸屋さんにひょうたんの苗を探しに行き、なんとか見つけて2~3本購入した。

娘といっしょに庭の隅に植えて、「ちゃんと毎日見てあげるのよ」と言うと、娘はとってもうれしそうに「うん!ちゃんとめんどうみるよ」と言っていた。

 

2・3日後、ひょうたんの苗は少し大きくなったかな?と思って庭を見ると・・・

 

ひょうたんが消えている  1本もない!

 

 

犯人はあの人しかいない・・・

 

私の夫はまめに庭の草取りをしてくれるのだけど、じつは植物音痴で 抜いてもよい草と園芸品種の区別がつかない。花が咲いていればもちろん抜かないけれど、まだ葉っぱだけのときはすべて雑草といっしょに抜かれてしまう確率が高い。

私は何度も「この葉は○○○という花だから抜いてはダメ」「こういう形をした葉は雑草ではないから抜かないでね」などと説明するけれど、すぐに忘れる。

ひょうたんの葉は他の草とはまったく違うし、周囲の土が耕されているので自然に生えた雑草には見えないと思い、彼に説明していなかった。これは私のミスだった。

 

ひょうたんがなくなっていることに娘が気づいたらがっかりするだろうなあ・・・、大切なひょうたんが抜かれて捨てられたことを知ったら子供の純粋な心が傷つくかもしれない・・・なあんて私は心配した。

ところが、娘は何日経ってもひょうたんの話をしない。庭のひょうたんがなくなっていることに気づいてもいないようだ。すでに彼女の中ではひょうたんブームは終わっていた。ひょうたんは彼女の記憶から完全に消えていた。。。

あのひょうたんに対する情熱は何だったの?

 

まあ、いいか。

 

 


今日の蘭と葵

暑かったけれど運動不足ぎみなのでボール投げして遊ばせました。でも、木陰で休んでばかり。

ボール大好きなので休んでいるときもボール放しません。

 

 

 

 

 

 


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ピンク系の花 and ヒラタアブ [花]

今、うちで咲いているピンク系の花を撮ってみました。

 

ストライプが入ったファレノプシス

うちにあるファレノプシスはほとんどフラスコから出たばかりの小さな苗から育てました。ファレノプシスの種はふつうフラスコに入った寒天培地に蒔きます。苗が少し育ったところでフラスコから出し、ミズゴケに植えかえます。こういう苗はクローン苗(親の組織の一部から培養して育てるもので、親とまったく同じ遺伝子を持つ)とは違って、多様な形質を発現するので大きくなるまでどんな花が咲くのかわかりません。だからとても安い値段で入手できます。こういう苗は洋蘭を専門に栽培されている方からわけてもらえます。

 

  ドットのファレノプシス

 

Lc  Irene Finny 'Z905'

このカトレアはとってもきれいなのに写真がうまく撮れなかったので小さく載せました。

これは20年くらい前に私が初めて買った蘭です。このカトレアを買ったことがきっかけで蘭の花が好きになったので記念すべきカトレアです。

カトレアも普通の花屋さんで売っているようなきれいな花がついているものは買いません。値段高いですから。私はもっぱら苗を購入しますが、カトレアは小さな苗を入手すると花が咲くまでに何年もかかるので大きくなったものを購入します。

このZ905を購入したとき(衝動買い)は花芽付き苗でしたが、いったいどんな花が咲くのかよく知らないで買いました。蘭屋のおじさんが「これは丈夫だよ~。よほどのことがない限り枯れないよ!」と言った言葉を信じて買いましたが、それは本当でした。

カトレアは品種によっては育てにくかったり花が咲きにくかったりしますが、このカトレアはおどろくほど丈夫で必ず毎年花が咲きます。なにしろカトレアを育てるのは初めてだったので、植え替えや株分けで失敗して株を弱らせてしまったり、直射日光で葉が黒く焼けてしまったり、いろいろありましたがそれでも毎年巨大な花を咲かせてきました。

苗から育てると咲いたときの感動が違います。このZ905が初めて咲いたとき、あまりにも花が大きくて立派なのでびっくりでした。それがきっかけで蘭の花が好きになりました。

 

 

バレリーナという名のバラ

 

バレリーナを撮っていたら、たまたまヒラタアブがやってきました。そういえば、今日はヒラタアブをよく見かけます。

 

タイムの花にやってきたヒラタアブ。

この後、私はこのヒラタアブを追いかけました。

タイムを植えた鉢はコデマリの近くに置いてありました。このコデマリにはアブラムシがたくさんついています。ヒラタアブは卵を産みに来たのだとすぐにわかりました。

コデマリの葉にとまったヒラタアブ。

 

産卵シーン。葉の裏に一つずつ産みます。

ヒラタアブの幼虫はこのコデマリの木によく出現しますが、親が産卵しているところは初めて見ました。小さな産みたて卵の写真を撮ったのですが手振れかピンボケでした。

アブラムシには強力なボディーガードの蟻(アブラムシから甘露をもらっています)がついているのでヒラタアブのお母さんはアブラムシのいない葉の裏に卵を産み付けていました。

アブラムシを食べる昆虫というとテントウムシを思い浮かべると思いますが、ヒラタアブやクサカゲロウの幼虫もアブラムシを食べて成長します。それから、アブラムシには小さな小さな寄生蜂がやってきて卵を産み付けます。

うちのコデマリの木は私が面倒臭がって殺虫剤をまかないためにアブラムシを中心とした生態系を観察するのに良い場所となっています

 

 

蘭にピンクの花をつけておしゃれさせてみました。

         

 

 

 

 

 


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蘭の花 [花]

私は蘭の花が好きで、うちにはカトレアと胡蝶蘭がたくさんあります。

うちのシェパードの蘭は、蘭の花ではなくて「名探偵コナン」に出てくる「毛利 蘭」の「蘭」です。

省エネOR電気代倹約のため温室の設定温度を低くしてあるので胡蝶蘭は春にならないと咲きません。現在冬咲きのカトレアがいくつか咲いてます。

 

ドラムビート・ヘリテッジという強健種

 

サファイアという名のブルー系

 

クールグリーン・アップルソーダという黄緑系

黄色もあります。

 

まだこれからオレンジ系、ピンク系、白など咲く予定。

なぜカトレアが好きかというと私のような不精者でもOKだからです。

よく水遣りを忘れて鉢植えの植物を枯らすのですが、カトレアとか胡蝶蘭はぜんぜん平気です。温度さえ気をつければとっても丈夫で長持ちです。

ちゃんとめんどうみないと花が咲かないのは苦手。同じ蘭科植物でもシンビジュウム、デンドロビウム、パフィオペディラムなどはダメでした。

不精な人にはカトレアがおすすめです。

 

「蘭のはな」の次は「葵のはな」。

         

 

 


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