犬毛糸:新計画 [犬毛糸]
やっと涼しくなって秋らしくなったような気がします。
最近、蘭と葵は抜け毛シーズンに入り、ブラッシングでたくさん毛がとれます。
やはり捨てるのはもったいないので、ためてます。資源ですから(笑)
前に作った犬毛セーターはいろいろな人に見せたところ、かなり絶賛されました。が、「どうやって毛糸にしたの?」と訊かれることが多かったわりには「私もやってみよう!」という人はあまりいませんでした。こういうことをやる人は少数派なんでしょうね。
私の友人の娘さん(小学6年生)(シーズーを飼っています)が、夏休みの自由研究の宿題に犬けいと作りたいというので協力しました。
本とスピンドル(糸紡ぎの道具)を貸してあげましたが、やはり小学生には紡ぎは難しかったようです。でも毛を小さいボール状にしてネックレスを作ったということで、とにかく夏休みの宿題はクリアーしました(本に作り方のっています)。
こうい小物ならば少しの毛でできるので小型犬でも十分材料が集まります。
ところで、私は前回の反省(セーターにしたところ肌触りが悪かった)をふまえて、この次はシェパード100%にこだわらず、ウールを少し混ぜて毛糸をつくってみようかと思っています。そのため紡ぎのスキルをアップしたいです。これから涼しくなるので、また少しずつ紡いでみようと思います。
今日のわんごはん
親子丼風
二頭分:鶏胸肉300g、卵二個、ナス1本、ごはん160g、減塩煮干し、エノキ、カイワレ、キャノーラ油少し、カボチャ
鶏胸肉と細かく切った野菜を油でいためて煮干しを加えて蒸し煮、溶き卵でとじました。
鶏胸肉は水分が多いので、少量の油で炒めてから鍋の蓋をぴっちりして弱火で煮ると、水を加えなくてもかなり水分が出るため水は加えていません。
犬毛糸セーター試着 [犬毛糸]
蘭と葵の毛で作ったセーター、着てみました。
かなりいいかげんに編んだけど、まったく問題なし。ちょうど良い大きさでした。
かなり暖かいです。うれしいな
ただ、説明しない限り、まさかシェパードの毛で作ったセーターとは誰も気づかないと思います。それが残念。
3人、お揃いだね
このセーターの写真をいつもお世話になっている訓練所の方に見せましたら、訓練所のお客さんでサモエドを飼っている人がいて、数年前から毛を集めて何か作っているという情報を得ました。
私と同じようなこと考えている人がいたのですね。サモエドなら真っ白できれいなセーターができることでしょう。
ブラッシングのたびに大量に出てくる毛、捨てるのはもったいないので、皆さんも有効利用を考えてはいかがでしょうか。
今日のワンご飯
野菜たっぷりチキンサラダ
やっと蘭の下痢が治って普通の食事に戻せました(下痢の間はおかゆ食べさせていました)。
セーター完成!! [犬毛糸]
しばらく更新をさぼっておりましたが、その間についに犬毛糸セーターができました
毛糸が太め(極太~超極太)で、さらに太い編み棒(8mm)でざっくりと適当にいいかげんに作ったので予想外に早くできてしまいました。
大変だったらベストでもいいかなーっと思って編み始めましたが、意外と早く編めてしまうのでセーターにしたのですよ。
先日、一ヶ月ぶりくらいに帰ってきた娘がセーターを見たがったので見せてみましたら、意外な意見が・・・
「臭いよ!」
と言われました。これは大変な侮辱です。
私はいつも蘭と葵といっしょなので臭いに鈍感になっているのでしょうが、しばらく自宅を離れて生活していた娘は犬臭いのを嗅ぎ取ったようです。
そういえば、ブラッシングで集めた毛を洗濯するのにエマール(おしゃれ着用洗剤)を使用しましたが、ここは犬用シャンプーを使うべきだったと反省。
実際に着る前には犬用シャンプーで洗濯したいと思います。
まあ、とにかく世界でたったひとつだけのセーターが完成したのは嬉しいです
見た目にはシェパードの毛とは思えないでしょう。色も微妙にグラデーションになって、段染め毛糸のようです。
前
後ろ側
まだ、たくさん毛糸にする原料(ブラッシングで出た毛)があるので、他にも何か作ろうかな・・・と考え中。
次回は実際に私が着た姿をお見せしたいと思います。サイズ、ちょうど良いです。
今日のわんごはん
スパニッシュオムレツ
中に野菜がたくさん入っています。
卵、ジャガイモ、トマト、エリンギ、キャベツ、チーズ、オリーブオイル
犬毛糸、進捗状況 [犬毛糸]
その後、犬毛糸はちゃくちゃくとできまして、もうセーター一着分できるくらいの量になりました。一玉50~60gくらいです。
色も微妙に違いが出るように紡ぎました。色の変化があった方がおもしろいと思います。
これから本格的な夏ですが、今のうちにやっておかないと冬のシーズンまでに作品ができないからね。
今日のわんごはん
切り干し大根の煮物
冷蔵庫に少しずつ残っていた豚肉と野菜を切り干し大根といっしょに煮てみました。「犬が切り干し大根食べるの??」と意外に思う人もいるかもしれないですが、うちのワンコたちは切り干し大根も生の大根も好きです。なんとなくヘルシーなイメージもあって、うまく利用したい食材です。
犬毛糸 2 [犬毛糸]
「犬けいと」 続きです。
毛糸を作るのはけっこう面倒で、次のような行程があります。
- 集めた毛を少しずつハンドカーダー(スリッカーブラシみたいなもの)で繊維をほぐす
- それを太さが1cmくらいの棒に巻き付けて竹輪のような形状にする(ローラッグ)
- 紡ぐ(単糸)
- 紡いだ単糸を双糸にする
- ぬるま湯につけて撚り止めする
- 乾燥
ハンドカーダーの使い方(カーディング)はYou-tube見て練習しました。カーディングとローラッグにする行程は省略できますが、これをやらないとコブだらけの毛糸になります(それはそれで個性的で良いかもね)。
私の娘は紡ぎ車を見て、「鶴の恩返しだ!」って言いましたが、あのお話に出てくるのは紡ぎ車ではなくて機織り機です。紡ぎ車は西洋の昔話・童話によく出てきますよね。
まあ、普通の人は紡ぎ車なんて縁がないと思います。私も「犬毛糸」を作ることを計画するまでまったく興味ありませんでした。
いままでブラッシングで出た毛を全部いっしょにまとめてしまっていましたが、今度から色別に分けておくことにしました。そうすると色のバリエーションができて作品の幅が広がると思います。
ベージュ(おしり近辺、手足、胸)、 こげ茶(背中)、 灰色(その他)
色別に分けることで・・・
こんなふうに毛糸ができました。
できた毛糸は本当に使い物になるのか?ってちょっと心配だったので試し編みしてみました。
まったく問題なかったです ただ羊の毛糸と比較すると、ちょっとゴワッっとしてるのと、肌ざわりが少しチクチクするかな。帽子とかセーターとかインテリア小物用なら使えると思います。
これから大量生産します
今日のわんごはん
アジが安かったので、焼いて身をほぐしてサツマイモごはんに混ぜました。家庭菜園でたくさん収穫できているミニトマトも加えました。
蘭と葵を庭に出すとミニトマトの実を食べたがりますが、葉は絶対に食べようとしません(他の植物の葉は食べます)。そういえば、ミニトマトってほとんど虫がつかないです。たまにモグリバエが侵入した葉を見つけることがあるくらいです。おそらく葉に毒性あるのでしょうね(アルカロイドかな?)
お中元で山形のサクランボをたくさんいただいたので、蘭と葵にもデザートで出しました。種をどうするか悩みました。おそらくそのまま食べても種はウンチといっしょに出ると思いましたが、ねんのため軸と種を取り除いてからあげることにしました。
犬毛糸 1 [犬毛糸]
犬の毛ニットプロジェクト始動
蘭と葵をブラッシングするたび、山のようにたまる抜け毛を何かに利用できないかなあ・・・?と考えて、
「蘭と葵の毛で毛糸を作って私のセーターを編もう」と、計画したのが数年前。
欧米では愛犬の毛を紡いで自分のセーターなど作る人がけっこういるらしいです(インターネットの情報)
それから、ブラッシングで出た毛を集めはじめました。ある程度たまったらネットに入れて洗濯、十分乾燥させてから虫除けを入れて保管。そうやって保管している毛がかなりたまってきました。
セーターを編むためには、まず毛を毛糸に紡がなければなりません。そこで大きな問題がありました
①紡ぎはまったく未経験。どの程度練習したらできるようになるかも不明
②シェパードの毛は毛糸になるのか?
①に関しては、専門家に尋ねてみましたら数時間練習すればできるようになるよ、とのことでした。たぶん、できるようになるというのは、使い物になるかどうかは別として一応は糸になるという意味だと思います。犬の毛を紡ぐ人が比較的すくないのは難しいからだと思うのですよね。たぶん、ゴールデンレトリーバとか長毛のシェパードの毛だったら繊維が長くて良い毛糸になりそうな気がしますが。短毛のワンコは難しいかも・・・
そして、吉祥寺のアナンダさんに紡ぎを習いに行きました。アナンダさんは、刈り取ったままの羊の毛から、すぐに紡げるようになった状態のものまで、様々な素材をあつかっているお店です。販売しているだけではなくて、紡ぎ、織り、染色なども教えてもらえます。
アナンダさんでは、まず紡ぎ車で羊毛を紡ぐ練習をして、その後チンチラやアルパカなどの獣毛の紡ぎを体験しました。
紡ぐ道具ですが、スピンドルという独楽みたいなものがあって値段も安いです。紡ぎ車は一番安いものでも5万円近くするので、かなり悩みましたが、スピード重視で、思い切ってニュージーランド製紡ぎ車購入しました。犬毛糸のためだけに購入しました。
紡ぎ方を習い、紡ぎ車を買って、着々と準備したのに、それからしばらく何もせず。紡ぎ車も送られてきた段ポール箱に入れたまま。
実行する前からもうやる気がどこかへ行ってしまっていましたが・・・最近急にやる気になりました。
蘭はもう11歳です。葵も8歳で若いと思っても大型犬では中高年です。いつか必ずやってくる別れ・・・蘭と葵が元気でいるうちに実行しなければ。
セーターが無理なら帽子とかマフラーでもいいかな、と少しハードルを下げてみたりして。
ということで、急にやる気になったところで、がんばりました。羊毛で練習してから本番の犬毛をやろうと予定していたのですが、羊毛と犬毛ではだいぶ違うので、羊毛でうまくできるようになっても犬毛でうまくできるとは限らない、ということで、練習なしで本番の犬毛の紡ぎをやってみました。そして、少しだけできましたよ コブがあるし、太さも均一ではなくてごつごつした毛糸ですが。
予想外だったのは、その色!
アンダーコートと表面の毛は色が微妙に違うし、明るい色調の部分と黒に近い部分があるので、毛糸にすると灰色みたいな地味な色になりました。これでは、シェパードの毛糸には見えないです まあ、しかたないけど・・・
ブラッシングで出た毛(洗濯済み)
できた毛糸玉を葵の太ももにのせてみた。色がかなり違う。予想外
次回は紡ぎのやり方と紡ぎ道具について紹介したいと思います。
今日のわんごはん
キハダマグロのソテー
加熱調理用のキハダマグロがとっても安かったので買ってみました。オリーブオイルで焼いただけです。家庭菜園でとれたインゲンは天ぷらにしてみました。