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犬心 [犬]

先日「犬心」という本を読みました。

著者が14年間共に過ごした愛犬、ジャーマンシェパードのタケの介護、それと並行して著者のお父さんの介護と死がメインテーマ。著者は米国に移住していますが、お父さんは日本に住んでいるので遠距離介護です。

こういうテーマはとかく重くて悲しい話になりがちだが、この本は悲壮感はなくて、ユーモアあふれる文章、感動的なエピソードもあり、笑ってしまったり、ほろりとさせられたり・・・

年老いたシェパードの介護について書かれている本だったので読みましたが、おもしろくて一気に読んでしまいました。星5つです。特に大型犬の老犬を飼っている方にはお勧めです。

タケは13歳ですでにウンチをもらすようになって、ウンチまみれになった話が頻繁に出てきます。でもそれが愚痴っぽくなくてユーモラスに語られています。「ウンチ」という言葉が満載です。

日本に住むお父さんの死の直前まで寄り添っていた犬(シェパードではありませんが)の話も感動的でした。


犬心 (文春文庫)

犬心 (文春文庫)

  • 作者: 伊藤 比呂美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/02/10
  • メディア: 文庫

我が家の蘭は、もうすぐ15歳になりますがが、先日、はじめてウンチもらしました!

朝、夫が「ねえねえ・・・ちょっと来て」と意味深に呼ぶので行ってみると、蘭が寝ていた布団(私の布団です)の上にウンチがコロンと一個落ちていました。

ちょうど「犬心」を読んだばかりだったので、「歳をとればこういうこともあるよな・・・」と、妙に納得。




2018桜蘭葵.png

散歩コースにある八重桜。一本の木に白、ピンク、赤の花が混在して咲いています。






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